俗に言う足踏み運動器ってやつ。
運動したけりゃ、外に走りに行けばいい話なんだけど、
やっぱ寒いし、走ってる間は暇だしで、家の中で出来るものが欲しいなと。
そんなこんなで買ってきましたステッパー。
Amazonで売ってる中でも安めのやつ。
出して、バンドつけてみた。
裏側と構造。
各踏面の下にオイルダンパーがあり、踏み込む時に重みが出る。
左右は滑車を介してワイヤーで繋がっており、片方を下げると片方が上がる。
滑車の位置が調整できるようになっており、左右の段差量が調整できる。
重さは固定なので変更はできない。
オイルダンパーの構造は後述するが、重さは踏み込み速度に比例する。
早く踏み込めば重いし、ゆっくり踏み込めば軽い。
踏み込んだ時の騒音1
踏面の裏にはゴムがついており、底まで踏み込むとゴムが当たってとまる。
でも、固めのゴムなので、底まで踏み込むとゴツッっとなる。
乗り降りのときには必ず底まで踏む事になるし、
下の階への影響を気にする場合は、この底づきは気になる。
という事で、たまたまた家にあったクッション材を貼って衝撃を和らげる事にした。
スポンジタイプのクッションには大別すると、連続発泡と独立発泡の2タイプがある。
連続発泡というのは、泡がみんな繋がっていて、水を含めるタイプでクシャっと潰れる。
独立発泡というのは、泡が繋がっていなくて、水を通さず、弾力性がある。
ここでは弾力性が欲しかったので、独立発泡の防水タイプを使用した。
ゴムが当たるところに貼ってみた↓
耐久性はまだ不明だが、これで底づきの衝撃の問題はとりあえず緩和。
踏み込んだ時の騒音2
ダンパーを固定している部分にガタがあり、伸びたあとに踏み込むと、
ガタ分だけ勢いがついてゴッって当たる。
ダンパー側の穴はφ6.5、ボルト側はφ5.9なので、約0.6mmのガタがある。
ダンパーの上と下の2箇所に同じようなガタがあるので、計1.2mmのガタ。
まぁ、ダンパーもボルトも規格品を使ってるだろうし、
仕方がなかったのかもしれないけど・・・少し大きい気がする。
そんなこんなで、自分は適当に詰め物をしてみた。
まぁ後述の騒音3の方が影響が大きいので、
微妙な改善にしかならないが、少しはマシになった。
耐久性は・・・分からないので、この対策は積極的にオススメはしない。
踏み込んだ時の騒音3
底づきの音以外にも、左右の踏み込みを切り替えるときにも、
少しゴッっていう音が鳴って少し気になる。
この音もなんとか対策できないかと考えてみたが、
これはもうダンパー自体を変えないと無理という原因だったので諦めた。
踏み込みの切り替え時に、少し気を使えば音は小さくなるが、
そんなものを気にして使うのもアホらしいし無視。
オイル式のダンパーの基本構造は下図のような感じ。
内部のオイルの中を、敷居部分が動き、オイルの粘性が負荷になる。
[図を予定]
そして、敷居部分に一方向のみに流れる構造を作ると、
ダンパーを伸ばす時には負荷が軽く、押し込む時にのみ負荷が重くできたりする。
件のステッパーに使われているのもこのダンパー。
[図を予定]
しかし、伸びた後に縮む方に切り替わる瞬間、
逆流防止の構造が閉じるまでは、軽い負荷のままスッっと勢いよく踏み込めてしまう。
そして、逆流防止が働いたとたんに重くなって止められるため、
ゴッっと当たったような音がしてしまう。
そういう仕組みで音が鳴っているので、このダンパーを使う以上は仕方がないわけだ。
なんでそんなダンパーを選定したんだ?
ってのは、正直よくわからない。
でもまぁ、シール面への負荷を考えると、伸ばす時に負荷が軽くなる方がいい気はする。
なので仕方がない事かもしれない。
こんど店舗で他の製品の現物を見る機会があったら、
その辺に気をつけてみてみようと思う。
まぁ、自分は戸建てで下の階とか音とか気にならないからドウでもいいんだけどな。
まとめ
ステッパーはちょっと音が気になったりするけど、
まぁお手軽に室内で有酸素運動できていい物だと思った。
お安いし。
買ったのはこちら。
他のステッパー。ツイストタイプとか色々ある。
ありすぎてよく分からないので、とりあえず安いのを買ったw
ありすぎ・・・