我が家はお茶が飲めないと他に飲むものがないので、
これは一大事とばかりに家電量販店にGO。
そして、30分くらい展示品の前で悩んだ末、
「すいません!これ下さい!」って元気よく店員に突撃したのだけれど
「コチラの商品は注文になります」とか言われてしょんぼり。
悩んだ末に決めたものを諦めると、使うたびに思い出して後悔しそうなので
仕方がなく家に帰ってアマゾンさんでポチリ。
個人的には、ネットの方が安くてもその場で買って帰れる方を選びたいし、
現物が見れる店がなくなるのは困るので、できれば協力したい人なのだけれど、
どうしてこう・・・ヤマダ電気は私の期待を裏切るのだろう。
ダイクマにならきっとある。でもヤマダ電機はやっぱりない。今日もゲンナリなヤマダ電機。
ほんと、ダイクマに戻してくんねーかな・・・
とまぁそれはさておき、自分が悩んだ末に買ったのは、
タイガーの蒸気レスVEまほうびん とく子さんPIA-A220(2.2リットル)の赤。
ちょっぴり不満もあるけれど、それなりに満足のいくいい製品かなと思う。
一応日本製だし。
2.2リットルと3.0リットルがあり、赤と黒がある。色付きがあるのは良いよな。
最近、手動のエア給湯がついたタイプ↓が出て、
型落ちっぽくなってちょっとお安くなってたのでお得かなと。
世間的には、電源がない場所でも給湯できるので手動もあると便利なのだろうが、
これまで10数年電動給湯のみ使ってた経験から、自分は手動は使わないと判断した。
どうでもいいが、こちら↑は中国製らしい。
で、評価。85点くらい。
機能的には文句なし。
デザインもまぁまぁ。
そういうところで差別化を図るのは良い傾向だと思う。
が、が、が、不満がないわけでもない。
まず、水量表示が中央ってどういう事なの?
注ぐ器を真ん中に置いたら、見えなくなるだろ!
それだから、本当の安物以外は脇にずらしてるんじゃないのかよ!
デザイン重視で機能性を損なってどうするんだよ!わけがわからないよ。
あと、若干不満なのがワイドレバー。
これって、蒸気レスで置く場所を選ばない→上に棚などがある場所にも置ける→
→前から操作できるレバー って思考からデザインされた気がする。
しかし実際には上面にロック解除のボタンがあるので、
上面でロック解除したあと、指を一旦前面に移し、
ワイドレバーと上面パネルのスキを狙って指を入れ、
それからやっとレバーを操作できる。
無駄な導線を強いられる感ありで、もう少しなんとかして欲しかったな。このデザイン。
(※レバーが前に少し出ているし、普通は気にならないレベル。
意匠重視で見切る判断をしたのも正解の一つだろう。)
いや、前から操作できるワイドレバーは良いと思う。そのデザインは捨てられない。
ロック解除のボタンが上面なのも仕方が無い。側面は無理だしな。
なので、自分だったら
上面のパネルの前面部分に軽い凹形状を設け、上からも気持ち押しやすくすると思う。
その方が、操作レバーを示すアフォーダンスにもなるしさ。
それか、ロックを物理的なものに変えて、
完全に前からでも操作できる様にするとか・・・難しいか。
まぁ、そんなのは社内のDRで散々言われた結果、
見た目を重視してこうなったのだろうけれど・・・
でもやっぱ個人的には機能性を損なうのは不満。
LEDを使ったデザインは上品にまとまってて良いなと思う。
ついでなら、湯が出てくる穴の奥にLEDを仕込めないものかな。
湯がどこに落ちるかも示せるし、注ぐ湯が光るのって素敵やん。
でもまぁすこし下品か。それに、どこぞが特許とってそうだしな。
なんていうか、スクエアフォルムとやらは、湯の出口位置を示すアフォーダンスが弱い。
たぶん通常のポット型であれば、誰でも何も考えずに
外す事無く湯が落ちる場所を予測できるだろう。
しかし、スクエアフォルムは、使い慣れないと(本当にごくわずかだが)戸惑う。
なので、何か位置を示す何かが欲しくなった。
(あれ?もしかして水位メーターが真ん中なのもそういう理由なのか?)
あと、フタをとったときにフタが持ちにくい。
前につかってたのが、上面に手が入る溝があったから、それとの比較してだし、
溝があるとゴミがたまり易いし、ない方が良いというのは理解するので良いが、
なにか関心できるような解決策があったら嬉しかったな。
湯の勢いは先日まで使っていた象印のより劣る。
でもまぁこれはこれでアリ。飛び散らないし。
また、電源コードが1mm。
普通に使う高さであれば問題なる事はないだろうけれど、
前に使っていたのが1.5mmだったから少し不満。
まぁ、原低だろうし理解はする。
【選定時のメモ】
だいたい、まず悩むのは電気ポットにするか電気ケトルにするかだろう。
電気代的には必要な分だけを沸かす電気ケトルのがお得らしい。
しかし、飲みたいと思ったらぱっと注げる電気ポットの便利さは手放せない。
コタツのから手が届くところに置いた時の便利さはプライスレスだ。
とはいえ、なにやら保温タイプもあるようで、それもアリかなと思ったりもした。
で次に悩んだのはメーカー。象印かタイガーがあるな。
電気代的にお得な魔法瓶構造のVE(Vacuum Electric)っていうとそこいらだろう。
電気代的にはVEのなら、どちらもそう大差なさそう。
カタログ値では、90度キープ時間は象印が3時間で、タイガーが2時間。
年間消費電力も象印の方が10%程低いが、それでも1年で数百円の差。
個人的にはどうでもいい。
湯沸し時の消費電力は象印が905Wだが、タイガーは700W。
湯沸し速度は象印の方が速そうだ。
だがブレーカーが落ちる危険はその分高いのよな。
電気ポットが湯沸しするタイミングは読めないし勝手に動くので、
他の家電とかぶると落ちやすい。いままで何度それでやられた事か・・・
なので個人的には瞬間の消費電力は低い方がプラス。
(電気ケトルをやめた理由のひとつでもある)
特殊機能でいうと、象印は お茶が美味しくなるモード があるらしい。ちょっと惹かれた。
さらに、象印のにはAC電源が無い場所でも電池式で電動給油ができるタイプがある。
(タイガーのでも、手動のエアー給湯はある)
VEの保温性と合わせると、いろいろ便利そうではあるが・・・でも自分は使わないだろうな。
庭先で花見でもしながらお茶を飲むのには良いのかもしれないが。
タイガーの一番の売りは蒸気レス。蒸気孔が存在しない。
それによるメリットは「置き場所を選ばない」という事らしい。確かにそうなのだけれど、
それ以上にマンションなどの高気密住居では、
カビやら結露やらを防止する意味合いで重要だろう。
まぁ、ウチには関係ないが。
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また、タイガーのは「沸くまでの残り時間の表示」 と「出したお湯量の表示」がされる。
必須だとは思わないけれど、あれば嬉しいかな。
スクエアフォルムについての個人的見解は、前述の通り。
まぁ、蒸気レスって大きいよなという事で、結局自分はタイガーを選択。