2017年2月21日火曜日

【メモ】通勤電車で上手に新聞を読める奴がいなくなった

十数年ぶりに、都心に通う事になったわけなのだが、
以前に比べて新聞を読んでる奴の迷惑率が上がったなと思った。

具体的には、新聞を広げて読んだり、バサバサとめくったりと、
場所をとったり煩く音をたてたり。

っていうか、「こいつ痴呆はいってきてね?病院行ったほうがよくね?」ってレベルで
グシャグシャにしながら新聞を読んでる爺さんまでチラホラ。


まぁ、昔もそんな輩は居て、迷惑行為と煙たがられては居た。
しかしその一方、小さく折りたたんで読み、
さらにパキパキと細かく折り返しながらページを進めてくような、
プロってる新聞よみも、少なからず居たんだよね。
こいつ・・・デキる!みたいな。

でも残念な事に現在見れるのは、前者の迷惑な新聞野郎ばかり。
こいつ絶対に家庭でも会社でも嫌われてるよーみたいな。

なんでこんな事になったのやら。

まぁたぶん、
プロってる奴は他の媒体に移行した
のだろう。

それはなぜか?と考えてみた。

周りに気を使って

紙の新聞の時にも周りに気を使って読んでいたのだから、
さらに周りに迷惑がかからない方法が出たら移行するのは自然な流れ。


情報の鮮度を求めて

ぶっちゃけ、毎日出てる紙の新聞って一番ムダが多いんだよね。

毎日出てくる細切れの事実に、訳知り顔で適当なコメント付けくるのが新聞だけど、
細切れの事実を繋ぎ合わせて画を描ける人間には
馬鹿馬鹿しい内容のコメントだし、
それが出来ない人間にとっては、読んでも訳が分からない内容。

ほんとに誰得なんだよって思うが、
「次の日の新聞も買ってくれるように、分からないように書いている」という説もあり、
エヴァみたいな商売と思えば理解はできる。

しかし、忙しいリーマンはそんなものに付き合いたくはない。

事実情報だけ得るなら、今やネットの情報の方が量も鮮度も上だから、
そちらに移行するのも自然な流れ。

そんな事を考えつつ車内を見てみると

若干大きめのタブレット使ってインターネッツ見てるおっさんがたまに居る。
彼らが、かつて新聞をパキパキにして読んでいたオッサンなんじゃないかな。

老眼で8インチじゃ読めなくて大きなタブレットなのかな?
それなのに、デジタルネイティブなオッサン。
いつの時代もデキそうなオッサンはイカス。


一方の、紙の新聞を広げて読んでいるオッサン。
見本となるような読み方をしている人が居なくなった今、成長する事もないだろう。
プロってた人からの周回遅れ感ハンパなくてダメさが際立つ。

そのうち、新聞をもって電車に乗るだけで残念な輩という目で見られそう。


タバコなどでも見かける、残念な人が最後に濃縮される現象?
それに似てるのも面白い。

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