なんだろう。結構だらだらと取り止めとなく語られる本。
初めて聞く事だらけだったので、それらを知る事でインドへの見方がかなり変わった。
19×19まで覚えさせるくらい、インドは数学に力を入れている。
だからITに強いんだ───みたいなのはやっぱウソっぱちなんすね。
10進法を使うなら九九で十分で、インド人も九九で止めてる人のが多いらしい。
19×19まで覚えて何が良いのか、全くもって理解できなかった自分としては、
もやもやが解消できた感じ。
それよりも、インド数学───というかインド算数は、当たり前の様にアルゴリズムを使う。
なんかその辺の下地が、ソフトウェア産業に適している感じがした。
あとはやはりカーストの存在も大きそうだ。
ITの良い学校を出て就職する事で、下層を抜け出せるのなら、
それはとてつもないモチベに成るだろう。
まぁ、読み物として面白かったな。
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