『プロカウンセラーの聞く技術』『プロカウンセラーの夢分析』に続く
シリーズ3作目らしい。
前の本は評価が高いようだが、
とりあえずこの本は、どうもタイトルと中身が一致していない。
コミュニケーション術とあるが、テクニック的なところはごく一部。
むしろ、読んでいる人の内面を見直そう的な内容が多い。
なにやら、カウンセリングされてるような気分になってくるw
こちらの内面を変えろというのも、コミュニケーション術としては一理あるとは思う。
なので、完全に的外れとは言い切れないが・・・コレジャナイ感が残る。
という感じなので、タイトルに惹かれた人には評価が低くなるだろう本。
また、結局のところカウンセリング目的のコミュニケーション術。
相手側に起こってしまっている問題を解決するためのコミュニケーションであり、
交渉ごとや、こちらの意見を伝えたりするような話ではない。
そこも誤解すると、外れという評価になるだろう。
『プロカウンセラーの聞く技術』の方が読んでみたくなった・・・が、
市の図書館では貸し出し中・・・チッ
目次
1屁理屈の陰に本心あり
2否定の気持ちには肯定がある
3心は柔らかく柔らかく
4「が」をはらずに、「でも」はコントロールして
5「われわれ」「みんな」は、「私」の代名詞
6他人への悪口も身の内のこと
7理屈と人情l「それで…」の使い方!
8集団と個人
9夢は生きるエネルギー
10夢と現実l「~したい」と「~する」の区別
11孤独と除け者に、悪魔は迫る
12依存性は甘い麻薬
13楽しいお酒は依存症にならない
14ロマンの素は子ども的心
15わからないことは、意味をもとから考える
16他人の気になる欠点は、自分の潜在的欠点
17儲け話は人にはしないもの
18「男心は男でなけりや」「女心は女でなけりや」
19似た者同士はわかりやすく、異なる者同士は魅力がある
20肉体関係をもたなければ、男女でも一生の友
21秘密を守るための煙突
22自他の区別は安らぎを与える
23知ることは理解の始まり
24終着駅は始発駅
25宗教者は人間である
26内なる声と外からの声
27身体表現と感情表現l身体に聞いてみよ
28些細なことの重要性
29本音と建て前1京文化の知惠
30純粋と汚れ、正義の邪悪
あとがき
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