NHKの視点・論点「ドイツの政治教育と中立性」にて紹介されていた。
早稲田大学教授…近藤孝弘
2016年05月20日 04:20:00(00:10:00)
NHK総合 東京
「圧倒の禁止の原則」
教員は生徒を期待される見解をもって圧倒し、
生徒が自らの判断を獲得するのを妨げてはならない。
「論争生の原則」
学問と政治の世界において議論があることは、
授業においても議論があることとして扱う
「生徒志向の原則」
生徒が自らの関心・利害に基づいて
効果的に政治に参加できるよう、必要な能力の獲得を促す
ボイテルスバッハは地名。
そこでの会合の結果を纏めたものなのでこの名前。
中立性の考えの優れた点
ボイテルスバッハ・コンセンサスの目標(以下)に適している
「一人一人が自分の意見を持つこと」
「自分の意見が受け止められているという実感を与える」
「意見の多様性を知れる」
懸念点
「教員個人の意見が強く出てしまうのではないか」
しかし、教員も個人である以上、意見を持つのは当然ではあり、
自分の意見をもつ、自分の意見を表明する見本にもなる。
ふむ。
上記の話は、選挙権の年齢引き下げのための、
学生への教育という話で紹介されていた。
しかし、ぶっちゃけオッサンらでも議論する素地がない人が多いので、
自分としては、まずはオッサンらへの教育の必要性を感じている。
その辺で役に立ちそうなネタなのでメモっておいた。
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