障害者のレベル
障害者と人くくりにして話されている事と、障害者のレベルについての報道がなされない事、
さらには、多くの人が障害者と聞いてイメージするのは軽度の人。
その辺りが原因で、話がかみ合っていない気がする。
今回話しに出てきてる重度はどういうレベルなのか。
下記が理解の参考になるかもしれない。
重症心身障害児(者)とは(全国重症心身障害児(者)を守る会)
「横地分類(改訂大島分類)」記載マニュアル(PDF:210KB)
確か、IQは標準偏差で表すとN(100,15^2)な感じだから、IQ35は4.3σ外・・・
製造業の人間なら分かると思うが、かなーりイレギュラーな存在なのよな。
ところが普通の人が想定する障害者は2σ外。こちらは、結構いる。
100人に2人ちょい。
40人のクラスを思い浮かべた場合、
その中の一番ヤヴァイなって奴より少しアレな子が、もう一人追加でいるイメージ。
2chで貼られているグロ画像は、恣意的にチョイスされたものだろう。
ソースは確かめていない。
重度というと、知能的にはだいたい3歳未満で、
身体的には座位ができずに寝たきり。そういったレベルのようだ。
普通に暮らしていて出会うのは、運動機能に問題がなく、
知能的にも6歳児以上の軽度の人なので、
そのイメージで重度の人についての話に首を突っ込むと、話がかみあわない。
サトシ君のキチガイ性
頭で「殺した方が良い」という考えに至ったとしても、実際に目の前にして、首を刃物で刺せるかというと、常人には難しい。
仮に、その常人には難しい行為ができる強い意志があったとしても、
薬物注射などではなく、ナイフでズブズブ刺していくのにも異常性を感じる。
また、施設で働いている時から、殺す目的とは別に虐待をしていたという話も有り、
「殺した方が良い」という思想とは別に、攻撃的な人格であった事が伺える。
それらの事から、パターンとして下記の3つが考えられる。
1.理性的に「殺した方が良い」という強い信念に至って行動した。
2.まず「殺したい」という欲求があり、
「殺した方がみんなが幸せになる」のは完全な言い訳。
3.まず「殺したい」という欲求があり、
「殺した方がみんなが幸せになる」という思想が強化された。
2と3の違いは、サトシ君が「殺した方がみんなが幸せになる」とどこまで信じているかによる。
周りにウソを付いているのか、自分にウソを付いているのかの違いとも言える。
あーだこーだ言われているが、実際のところは分からない。
行動はともかく、思想的な賛否
肯定派1.人と思えない
2.昔なら殺していた
3.社会保障費の削減になる
4.自分があの立場なら殺して欲しい
5.介護する人が苦痛
6.大事な家族といっても、施設に隔離してるだけじゃん。
7.すでに、障害者を養える豊かな社会じゃない。
8.
否定派
1.非人道的
2.殺人者のような思想
3.障害者であっても家族にとっては大事な人
4.重症にあなるのは人口比で1/3000ほど。難病患者と同程度である。
社会保障費の削減効果などほぼない。
5.重度の人は殺して欲しいなどとは考えない。
(そもそも状況を理解する力も、思考する能力もないので)
6.障害者も生きていける社会が豊かな社会
7.従事するのが苦痛な職業なんていくらでもある。
8.重度や軽度の明確な区分けなど出来ないし、
重度の差別を肯定すると、次は経度を差別するようになる。
知的能力での差別を肯定すると、その次は老人が対象になる。
一つを肯定すると、際限なくひろがってディストピアになる。
9.
2chみてて加筆したくなったらする予定
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